nyabot’s diary

電気猫の夢を見るお話

近況と今後のこと。

8足歩行が無事動作する状態になったので、とりあえずの目標は達しました。
ここからは、ソフト面の作り込みと、機体の改良を目指します。

将来的には対話可能なロボットにしたい、という思いがあります。現状は知識が皆無です。
gaccoで機械学習やAI・自然言語処理に関する講座が開かれているので、ここ二ヶ月ほどそれを勉強しています。

学んでわかったことは、本来の意味での人工知能・AIの実装はまだ不可能、あるいは極めて困難だということ。 会話に特化したものにしても、膨大な学習データが必要になるなどの制約もあり、個人でオリジナルのAIを作るのは非現実的。 ある程度現実的な路線としては、学習済みのデータをどこかから拝借してきて使うか、twitterなどweb上の会話を教師として活用するか、より簡易的な、いわゆる人工無脳などとも呼ばれるような擬似的なAIにするか、といったところ。

どの場合でも、自分の今持っている知識や技術では全く太刀打ちできないので、当分の間はそれらを学ぶために時間を費やさなくてはなりません。

会話以外の機能については、作ったロボットを活用して以下を試していくつもりです。

  • 赤外線送受信
  • 音声操作
  • 顔検知、動体検知
  • カメラ、センサを用いた自動運転

こちらはこちらで、早速配線を間違えてモジュールを壊したりと、まだまだ先が長そうな様子。

機体の改良に関しては、一度ゼロから作り直す予定。
手作業でアルミを加工して作った1号ですが、重量に対してサーボが弱かったり、構造的な脆さがあったり、ビジュアルがあまり美しくなかったりと問題が多数ありました。
そこで、設計を新たにして2号機を作ります。今回は、3DCADと3Dプリンターを使ってより高精度な、かつかっこよくかわいいロボットにしていきます。 3DCADは以前使用したTinkerCADより本格的で機能豊富なfusion360を学び、使います。使いこなせるようになったら3Dプリンターを買う予定。

こちらもとても時間がかかりそう。

そんなわけで、しばらくの間ブログの更新はなくなることでしょう。

つづく。