OHTOリバティのグリップを自作した話
3Dプリンターネタ。
OHTO(オート)という会社のボールペンが好きで、中でもLIBERTYというペンに思い入れがあります。
それはまだ社会人になりたてのころ、初めての上司(文具好き)にいただいた水性ボールペンでした。
プラスチッキーな油性ボールペンしかそれまで使っていなかった私は、太さと重さと書き心地のあまりの良さに心躍ったものでした。
しかしこのリバティ太軸、個人的に致命的な弱点が一つありまして。ゴムグリップなんですよ。劣化するんです。
数年前からグリップのゴムから水分が出てベタつき、ペンケースの奥底に眠っていたのだけれど、あらためて使いたいなーとふと思いまして。
で、調べてみたらこのリバティ太軸、すでに廃盤になっているんですね。
私の持っているのはリバティの中でも前期に販売されていた古いモデルみたい。
セルサスという同型の後継が出ているらしく、ただできることなら買い直すのではなく、思い入れのあるリバティを使いたい。名前もリバティの方が好きだし。
あとゴムグリップは嫌。消耗品としてグリップだけとか売ってたらいいんですけどね。
そこで、グリップを自作することにしました。
グリップを印刷する
型をとってレジンを流して、とか木を削って、とかも考えたのですが、手間とお金がかかりまくりそうなので、21世紀の文明の利器である家庭用3Dプリンターを使います。
サイズを測ってキャドってー
印刷してー
完成!
お手軽!
プリント時間は10分。
実は一回サイズ合わなくて作り直してるけどね……
積層痕がいい具合に滑り止めになってます。
色が正直微妙だけどそこは愛着で補うということで。そのうち黒で作り直そうかな。
なんだか久々に3Dプリンターの一般的な使い方をした気がします。便利だわー。
以上!