nyabot’s diary

電気猫の夢を見るお話

Raspberry PiのKernelのバージョンを戻す

前回からLIRCを用いた赤外線の送受信について試行錯誤しています。
赤外線の送受信においてはより簡便なpigpioを用いた方法もネット上には色々上がっているものの、そちらを試したところ学習も発光もしていてエラーも吐かないのだけど機器の制御ができない、という困った状況に陥り、やはりLIRCを使おうと思い直した次第。

しかし、どうやらラズパイのカーネルのバージョンが4.19の場合、LIRCではエアコンのような長い信号は制御ができないらしいので、カーネルのバージョンを4.14以前の古いものに戻すことにします。

戻したいカーネルハッシュ値githubのページ(https://github.com/Hexxeh/rpi-firmware/commits/master)から取得し、以下のコマンドを実行。

$ sudo rpi-update {ハッシュ値}

e.g.) kernel 4.14.98 に戻す場合

$ sudo rpi-update a08ece3d48c3c40bf1b501772af9933249c11c5b

それなりに時間がかかるので、待ちます。
私は待っている間に、この備忘録を書いたりロボットの可動軸数を考えたりしてます。

f:id:sizohu:20200203163749p:plain

完了したら、再起動して確認。

$ sudo reboot
$ uname -a

f:id:sizohu:20200203163938p:plain

OK!

つづく。