ロボットに使用する素材の選定
ロボットの機体を作るための素材選びについてのメモ。
選考基準は次のようなもの。
- ある程度の耐久性がある
- 素人でも加工できる(切ったり折ったり曲げたり穴を開けたりできる)
- 安価に手に入る
使用素材1 アルミ板
プラ板やアルミ板が候補になったが、プラ板は折り曲げるのが難しく、曲面も作れるアルミ板に決定。
一口にアルミ板と言っても様々な種類や厚みがあるらしい。
通販(Amazon,ヨドバシ)で安価に手頃なサイズで入手可能な、光のアルミ板を試してみた。
- 出版社/メーカー: 光(Hikari)
- メディア: Tools & Hardware
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光 アルミ板0.8×400×600mm 00782429-1 HA0846
- 出版社/メーカー: 光(Hikari)
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0.3mmはハサミでも切れる一方、自重で大きくたわむくらいにペラペラで、今回の用途には適さない感じ。
0.8mmは強度的には十分に思える厚み。普通のハサミでは切れない。
アルミ板の切断方法
切断と穴開けは色々と試行錯誤した。
金切りばさみという金属を切る専用のハサミがあるらしい。が高い。
カッターで線を入れて、細かく繰り返し折り曲げるときれいに切ることができる。
また、ダイソーの万能ばさみなら金属板も切れる、という情報をWEBで見つけ、試したところちゃんと切れる。 カッターを使った方法の方がきれいにまっすぐ切れるので、パーツに応じて切断方法は使い分けることに。
アルミ板の穴あけ
アルミ板に穴を開けるのには電動のハンドドリルと金工用のドリル刃を使用。
穴を開けたい板の下にいらない木材を当てておくと良い。
また、目打ち等で穴を開けたい位置を凹ませておく(少し穴を開けておく)と、刃が滑らず狙った位置に穴が開く。
使用素材2 PP板
アルミ板は端子が接触する場所には使えないので、ラズパイを固定する土台には100均で売っていたPP板を使うことにした。厚さは2mm。 力を加えるとしなるものの、かなり強度があり、アルミ板と同様の方法でなんとか切断できる。