nyabot’s diary

電気猫の夢を見るお話

電気羊の夢を見る

羊は素晴らしい。しかし現代においては、電気羊の方が素晴らしい。

ロボットを作ることにした

ロボットを作ろうと思い立った。
このブログは、その製作記になる予定。

なぜロボットなのか

電子機器と会話がしたいならSiriやGoogle homeでいい。動かしたいならラジコンでいい。 大抵のことはスマホでできるし、そこにロボットが介在する必要性は薄い。

ではなぜロボットを作るのか。

その理由は、ロボットなら夢を見るかもしれない、という点にある。
機械には感情がない。ロボットにも感情はない。ゆえに、例えばロボットに人が恋をすることはあっても、ロボットが人に恋をすることはない。これが一般的な考え方だと思う。
しかし、ドラえもんターミネーターのような極めて人間的な振る舞いをするロボットが実在したら、どうか。彼らは機械だが、電気羊の夢を見ることはないだろう。と多くの人は考えるはず。

これは、機械が人間に近い振る舞いをすれば、我々はそこに感情を感じ得る、ということだ。人間に近い振る舞いをさせるためには、ロボットであると都合がいい。
そして、もしそこに感情のかけらを見ることができれば、機械はただのモノではなくなる。

彼らが見る夢が羊の夢か電気羊の夢か、というのは問題ではない。夢を見るかもしれない、と想像できる余地があることに意味があるのだ。

作るロボットについて

これを書いている時点で、僕は何の知識も技術も持ち合わせていない。 色々と調べてみたところ、ソフトに関しては言語を学びつつAPIを活用すればなんとかなりそう。 ハードに関しては正直まったく予想できない。必要な機能を実装してからでないとサイズ感とかもわからないので、後回しにすることに。

音声認識をさせたい

ロボットといえば対話だ。相手の言語はなんであれ、あるいはジェスチャー等だけだったとしても、コミュニケーションをとりたい。
欲を言えば、毎朝あいさつしたり話したりしたい。ベイマックスいいよね。

画像認識をつけたい

音声認識が人でいうところの耳の機能だとしたら、目の機能もつけたい。 僕を見てほしい。リアル・スティールを見た人ならこの機能の重要さをわかってくれるはず。 観たことのない人やわからない人は観て。特典映像も素晴らしい。

デザイン・駆動について

ロボットといえば猫型である。
しかし多脚も捨てがたい。
あるアプリで、僕は理想のロボットに出会った。一目惚れだった。将来的にはそれを目指す。

ロボットを作る、という目的だけ果たすのであれば、販売されているキットを作ればいい。
しかしあいにく、上記の希望を満たしてくれるロボットキットは確認できなかった。
なお、個人的にはキットではないもののアイボには非常に魅力を感じる。ライオンから犬になってしまったことが悔やまれる。あと高すぎて手が出ない。

設計にまで手を出すと本当に気が遠くなりそうなので、あるものを組み合わせて作るつもり。車輪駆動+見せかけの足とかに妥協するかも。
もしなるべく安価かつ単純な回路で多脚を実現させるとしたら、ELEKITさんのフォロとかが使えそう。とてもかわいい。2台ほしい。

エレキット ロボット工作キット フォロ 赤外線レーダー搭載6足歩行ロボット MR-9107

つづく。